各自生地の概況(作業中) †道央 †越後沼,江別市 †排水溝の斜面にモウセンゴケが生えている.ササ刈りによって維持されている.沼にはタヌキモがあるが,水質が合わないせいか,ホザキノフサモの方が優勢である.近年,モウセンゴケが生えている斜面に3センチほどの小さな穴が空いているのが目に付くようになった.小動物によるものかもしれない.越後沼研究会が活動している. 東野幌湿原,江別市 †モウセンゴケ,タヌキモ,ヤチコタヌキモ,ヒメタヌキモ. 篠路福移湿地,札幌市北区 †モウセンゴケ,タヌキモ,カラカネイトトンボを守る会が活動している. 北広島町 †モウセンゴケ. 新篠津村 †モウセンゴケ,タヌキモ, 道北 †春光台公園,旭川市 †スキー場として造成された斜面にモウセンゴケが生えている.元々の自然というわけではない.ここでは春光台の自然を考える会の人たちが活動している.以前,この会の会長さんに次のように相談されたことがある.モウセンゴケが生えていることを人に言うと採られるから,あまり人に言わない方がいいという人もいるので,どうしようか困っているとのこと.それに対して当方は,隠して守るということでは他の人が地域の自然を知る可能性を奪うことになる.モウセンゴケは自生地が適切な環境であれば,度を超えた採集や盗掘がなければ,簡単に消えるような植物ではなく,開発や植生の遷移による消滅の方が原因としては大きい.広く知らせてみんなで守っていくことの方が大切だと述べた.モウセンゴケは斜面の中腹に生えており,踏まないように注意して歩かなければならない.他にもラン科などの植物もあり,細心の注意を払う必要がある.むしろ,こちらの方が問題かもしれない.踏み跡を広げないようにしなければならない.春光台の自然を考える会では観察会も毎年行っている.お近くの方はぜひ参加して,活動に協力して欲しいと思う. 2007年4月30日の様子.モウセンゴケの株の直径は1センチ. サロベツ原野 †ナガバノモウセンゴケの自生地は大きく分けて2カ所にある.パンケ沼南部1km付近に点在する池溏,および豊富ビジターセンーより東にある泥炭採取跡地である.パンケ沼南部の自生地の池溏はいずれも小さく,大きくても数平方メートル程度である.周囲一帯はミズゴケで覆われ,ナガバノモウセンゴケの生育に適した泥炭の露出した場所は少ない.泥炭採取跡地の自生地は泥炭の露出している.近くにはヨシも生え,やがて高茎の草に埋もれて消滅するものと思われる.幌延ビジターセンターより南の牧草地帯の排水溝の自生地はササやヨシに埋もれて消滅した.国立公園内の木造沿いではモウセンゴケを見ることができるがナガバノモウセンゴケは存在しない.ときどき葉柄が長く伸びたモウセンゴケを見てナガバノモウセンゴケを見たと勘違いしている人がいるので注意すること. 道南 †錦大沼公園・おぼっぷ沼 †モウセンゴケ キウシト湿原,登別市 †モウセンゴケ,タヌキモ.キウシト湿原の会が活動している. 静狩湿原,長万部町 †モウセンゴケ,コタヌキモ,ムラサキミミカキグサ 函館 †モウセンゴケ 道東 †釧路湿原,釧路市 †モウセンゴケ,タヌキモ,コタヌキモ,ムラサキミミカキグサ. 友知近くの採石場,根室市 †モウセンゴケ |